[ 7CCR ] HAND MADE SHOES 18SS

2018.05.03

[ 7CCR ] HAND MADE SHOES 18SS

Hand made shoes / 7CCR / Italy made / please ask me about price

今季の[ 7CCR ]は幻となるモデルが登場しました。
新モデルであるギリーシューズ。元来ギリーシューズは古代ローマ時代スコットランド地域で愛用されていた舌革(タン)がなくシューホール部分もカッティングがされており足甲の部分の露出が多く肌が見えるモデル。紐は長く設定され足首にグルグル巻きにしてホールド性を高めていたようです。映画で見る剣闘士が履いていそうな靴ですし、軍物でも存在するし、舞踏用だったという説もあります。

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model 7182P / Brizzi swede / Dark-Brown

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[P]はプント柄の[P]。プント柄はイタリア語でドットを意味し、アッパーに幾何学的に配置された穴を意味します。
ここまで穴が空いていて舌革(タン)もなく通気性が良くないはずがないぐらい涼しいです。
派手なソックスを履けばハイテクな雰囲気だし、白ソックスを履けば品良く見えて、裸足は最高に涼しいサンダル感覚の靴です。

どこが幻となるモデルかと言うと穴の一つ一つがまさかの手作業で開けられた苦行のモデルとなりました。。。
職人チームが二度と生産したくないと嘆いており、今後の生産はない。。。。かと。

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model 7175M / Guidi vachetta reverse / Black

[M]はメッシュ柄の[M]。古い軍物や医療用にもメッシュアッパーの靴が稀に見る事があり、こちらは夏用ドレス靴のライナー革に使用される事が多い技法をアッパーに転用したモデル。ソックスを履くと薄っすらと色が見えるレベルの穴ですが、通気性は7182P同等です。形はオーソドックスなダービースタイルなのでより上品なモデルに仕上がっております。

こちらはモデル[P]ほどの苦行ではないにしろ、ライナーレベルのメッシュ金型で穴を開けるため何度も工程を繰り返さないと穴を開ける事が不可能だったために同じく今後の生産は難しい。。。かと。

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model 7181 / Brizzi swede / Dark-Brown

スニーカータイプで新モデルとなるこちら。見た目スニーカーで生産工程は革靴の7CCRならではのモデル。アッパーに使用しているキメの細かいスウェードが上品な雰囲気を出してくれているかと思いますが、こちらは新マテリアルでミラノのタンナーであるBrizzi社製のスウェードを採用。ここのタンナーは英国紳士靴代表格である[JOHN LOBB]社にも提供していたりと普段は紳士靴ブランドと関わりが深いタンナー(革のなめし屋)なだけあって品のある表情に仕上がっているかと。

[ 7CCR ] HAND MADE SHOES 18SS

基本的にコレクション展開となるためにどの品番が1度切りの発売になるのか継続になるのかは謎な部分なためにお気に入りのモデルはお早めにご確認下さい。継続品番で人気モデル7170やチャッカブーツなどもカラー・サイズ補充出来ております。
是非実物をご確認下さい。