shirt / Nigel Cabourn / Japan made / 20900円(税込)

size / 48 , 50 , 52
color / White , Khaki

※モデル162cm体重55kg普通体型
shirt / Nigel Cabourn / White , Khaki 着用サイズ 48
belt / spares / 着用サイズ one
pants / NORITAKEHARADA / 着用サイズ w33S

英国のビンテージミリタリー収集家でありデザイナーでもある[ナイジェル・ケーボン]が手がける[ Nigel Cabourn ]より[ BRITISH OFFICERS SHIRT ]の入荷。

シンプルなオックスフォードだからこそのコダワリが詰まった至極の一枚。
1940年代の英国陸軍の士官用シャツをベースにデザインされており、随所に隠れたディテールは着用して頂ければ理解して頂けるはずです。

以下ブランドリリースからの抜粋です。
長文になりますので、お時間ある時にどうぞ！

ー家庭用洗濯機で100回洗ってわかったお話ー
　ナイジェルケーボンが10年以上定番として作り続けているこの商品。
ある日みつけたフレンチワークウェアのヴィンテージのキャンバスパンツ。それを見たとき「これをベースにシャツ生地が創れたらすごい物が創れるのではないか？」。もちろんそのままリプロダクトしても頑丈なパンツ生地にしかなりません。先ずは剛性を保ちつつ、シャツ地の厚さに落とし込む事から始め、幾度も重なる試織を経て、ヨコ糸に対して1/5のタテ糸を使用する特殊な織にするという絶妙な黄金比を発見しました。
　ただ、それだけではまだキャンバス地の延長線上のままでした。。

　次に研究したのがヨコ糸でした。しなやかで強い、そんなバランスを探して超長綿をベースとした特殊配合に行き着きました。糸は撚れば撚るほど強いけれど固くなります。そこで固くなり過ぎないよう撚り係数まで調整する必要がありましたので、原料から探したのです。その糸をさらに２本撚り合わせることで強くて真っ直ぐでしなやかな糸が完成しました。

　一般的に生地を織る時にはすごいスピードで織るため、糸にテンションをかけ、キレイに均一に織っていきます。事故の起きにくい、効率の良い織り方です。その逆は手織りです。ゆっくりと織るため、ふっくらと素材本来の風合いが生かされますが、その分時間と手間がとてもかかります。その手織り風合いにできるだけ近づけてふっくらとした風合いを活かしつつ且つリーズナブルプライスを実現する。そんな矛盾する様なことを考え、織機指定から織りのスピードまで全織布工程でワガママをお願いしました。事故が起きるギリギリを見極める職人さんの知恵、経験、技術がすべて合体して為せる熟練の技です。

　ようやく、コットンの優しい風合い、超長綿の自然な光沢としなやかさ、そしてパンツ生地の様な耐久性が共存したスペシャルな生地が完成しました。
縫製面でも特別にコダワリ、織密度に合わせた糸番手と針数で丁寧に縫い上げており、特に細かい点ですがボタン付けには時に拘りました。

　あえて糸が絡む様に設計された、日本製のボタン付け専用ミシンを使用。単に所定回数のボタン付けではなく、途中でミシンを止め、1つのボタン付けに対して各2回づつミシン通しの作業をしております。
　そして製品にして発売した処、以来10年余も一切のボタン欠け、欠落などのクレームは皆無となる、驚異的な耐性となりました。

　製品検査機関で正式に家庭用洗濯機使用での耐用実験をしてもらいました。一般的な耐久テスト回数基準が１０回〜１５回とのことでしたので、それならいっそ１００回洗ってしまえ！とテストしました。
　３着のうち２着は１００回の洗濯試験に良く耐え、縫製の破損、生地の擦り切れ、ボタン外れのいずれもありませんでした。驚異的な耐性です！柔らかな着やすさは一層増しました！