VINTAGE RUG exhibition
2015.11.06 VINTAGE, a day
[ VINTAGE RUG exhibition ]
11月7日(土) ~11月15日(日)
13:00~22:00 @ spares 二階
久しぶりに各国からVINTAGEラグ展再びです。
今回は待望の玄関マットサイズからもちろん特大サイズまでご用意出来ました。
これからの季節に重宝する羊毛素材の絨毯から
家で洗濯可能なコットン素材のラグ(小さなお子様がいらっしゃる家庭にオススメです。汚してもすぐ洗えます!)
今まで展開のなかったちょっと貴重な種類のラグまで
約80枚ほど用意しており、すべてが一点物です。この機会に是非ご覧下さい。
以下長文による説明ですので、興味がある方はどうぞ。
手紡ぎによる羊毛を使用した「アジラル」と呼ばれるモロッコでも山岳部の村で染色せず織りあげるラグ、そのため基本的にはオフホワイト・黒・こげ茶と天然羊毛に存在する色のみで表現されています(今回入荷分はやや色が入っている珍しいタイプもご用意)。手紡ぎならではのフカフカ感なので肌触り抜群。気候的な要素もあるとは思いますが、北欧の人々に人気で、フィンランドを代表する建築家アアルトも好んで使用していたり、イームズ邸などのケーススタディハウスでも敷いてあったようです。希少性により日本国内では非常に流通が少ないラグの一つのようです。
「キルト」とはその昔、嫁入りする娘に母親が1針1針愛情を込めて作り上げ、嫁入り道具のひとつとして持たせたといわれている貴重なモノ。今回ご紹介するのはインド西部、パキスタンとの国境付近で1950年代~80年代につくられたキルトです。古い布やサリーを数枚重ねて刺し子を施します。刺し子をすることで強度が増します。もちろん、現在でも商業的なモノとして生産されているキルトもありますが、刺し子のピッチが広く、古いモノとはまったく違うモノとなっているようです。基本的にコットン生地なので、肌触りは良く、ラグとしてやソファ、車の中など使用方法は様々。
「ボショロウィット」と呼ばれる洋服などの端切れを織り込んで作られたリサイクル絨毯。先住民族ベルベル族の女性が家庭で使うように一つ一つ丁寧に織り込まれたラグであり、商業用に作られたモノではありません。なので、すべてがバラバラで同じ物が一つとしてないです。発色の良さや端切れを織り込んであるので非常に重量があり敷物としてはもちろん、壁掛けでお部屋や店舗に飾るのもオススメです。
今回の設定金額は9800円~15万円近くまでの幅広い設定となっております。
本当に貴重なラグばかりになりますので、この機会に是非どうぞ。