MUNSON B-5 CHUKKA [ Nigel Cabourn + Red Wing ]

2017.10.10

MUNSON B-5 CHUKKA [ Nigel Cabourn Red Wing ]
MUNSON B-5 CHUKKA [ Nigel Cabourn Red Wing ]
MUNSON B-5 CHUKKA [ Nigel Cabourn Red Wing ]
MUNSON B-5 CHUKKA [ Nigel Cabourn Red Wing ]
boots / Nigel Cabourn / USA made / 55000円(税抜)

size / us7.5 , us8 , us8.5 , us9
color / Black

以下長文となりますが、お時間ある方は読んで見て下さい。
実物を見るのが楽しくなりますよ。
30代後半以上の方には懐かしいフレーズである[茶芯レザー]とミリタリーラストである[マンソンラスト]がキーワードです。

2012年以来2度目になるcollaborationとして発売になった[ MUNSON B-5 CHUKKA ]
第一次世界大戦時に英国軍のコンバットブーツとして造られていたB-5ブーツに着想を得て、両ブランドのテイストを加えてチャッカブーツに仕上げた、「マンソンB-5 チャッカ」
 この英国軍のB-5ブーツを、チャッカブーツに仕上げるに当り、レッド・ウィングとナイジェル・ケーボンは、この英国軍ブーツと同時代にアメリカ軍で使われたミリタリーラストであるマンソン・ラストを用い、
B-5 ブーツ同様、先芯を使わない仕様とし、その時代にアメリカのワークブーツの主流であったつま先のスタイル、キャップドトゥを採用しました。
 マンソン・ラストは本来つま先の高さがあるタイプのラストですが、先芯を使わずに仕上げたことで、 そのボリューム感は控えめで、また履きこむと少しずつつま先が低くなってきます。
 レザーには、レッド・ウィング社の自社タンナーでなめし、仕上げられたブラウンのクラスト(仕上げ前のベースレザー)にブラックの塗膜を施したブラック「クロンダイク」レザーである茶芯レザーを使用しました。 他ブランドとのコラボレーションを滅多にしないブランドとして知られるレッド・ウィング。 異なった業種の異なった文化を持つ二つのブランドがコラボレーションをして、双方のブランドのアイデンティティをひとつの商品に体現するのは、簡単なことではないと考えているからです。お互いがその道のスペシャリストとして妥協の無い活動を行っており、理解し合い、リスペクトし合うからこそ実現した本コラボレーションをお楽しみください。


[ MUNSON LAST ]
 1912年、マンソン博士がワシントンの陸軍学校の軍隊衛生学の教授であった時、
歩兵部隊用ブーツの為に開発したラストがマンソン・ラストです。
彼は4年の歳月をかけて、約2,000 人もの兵士の足を調べ、靴のフィッティングについて調査して、
このマンソン・ラストを完成させました。その後ミリタリーブーツのラストとして制式採用され続け、
現在でも一部のミリタリーブーツに使用されています。
 マンソン・ラストの最大の特徴は、足の指先の並びに沿うように造られたつま先部の形状にあります。
つま先部の中心から親指にかけて大きく膨らむように造られたこのラストは、足先を強く締め付けることがありません。
外反母趾やハンマートゥといった、靴が足に正しくフィットしていないことが原因となる病気が起こりにくい設計となっています。
 また、つま先のデッドスペースを無くすことで、ソールや中底、アッパーレザー等の浪費を防ぎ、靴を軽量化することも考慮してデザインされています。
このように、マンソン・ラストは見た目の美しさよりも兵士達の足を守ることと、戦場で求められる機能性を追求してつくられたラストです。
 第一次、第二次の両世界大戦期にミリタリーブーツを製造していたレッド・ウィングは、
このマンソン・ラストをワークブーツにも採用していました。
 ワークブーツとミリタリーブーツはどちらも耐久性、機能性に加え足を保護することを重視してつくられています。
その為、ミリタリーブーツ用のマンソン・ラストは、ワーカー達にも広く受け入れられたのです。
1928 年のレッド・ウィングのカタログに掲載されているワークブーツは、
その半数以上がマンソン・ラストでつくられていました。